ドイツースペインの準決勝
今日のスペインの交代は非常に効果的だった。
リードした後、ビジャかえてトーレス。
ビジャは直前の一対一で、仕掛けて失敗していた。
ドイツのディフェンダーは戻り切っていなかったし、味方もついて来てなかった。
あそこは、取られるリスクを回避して、しかもドイツを戻らせる方が安全、スペインのディフェンスにも時間をもたらす。
味方が上がれば選択肢が増え、確
しかし、あれを決めたら試合が決まっていたのも事実。
トーレスはビジャよりもポストになりうる。
その後ペドロに、かえてシルバ。
ペドロは試合を通して多くの仕掛けを成功させ、ドイツのバランスを崩したが、直前の速攻で仕掛けを失敗した。
これも時間帯を考えると、時間をかけたかった。
少し、攻撃の鋭さは下がるけど、よりポゼッションで優位に立ちディフェンスの時間を減らす交代だった。
選手も当然そうおもっただろう。
そして、トーレスは急ぎ過ぎない速攻での仕掛けをしたし、シルバは前の方でイニエスタ、シャビとボールを交換しながらゴールも脅かした。
最後の最後はパワープレーのために時間を使う交代。
これで、失点していたら大変なことになっていたかもしれないが
デルボスケ監督は決断をし、賭けに勝った。
日本人としては、入ってくるのがトーレスやシルバだというところが羨ましいが、
それ以上に交代の意味において勇気のある決断だったと感じた。
決勝はスペインとオランダという組み合わせに。
攻撃的なメンタリティを持つチーム同士の決勝になり楽しみだ。
スペインのディフェンスが、決勝でオランダを無失点で抑えるのは難しい気がするが、面白い試合になる事は間違いない。
シャビアロンソを使うだろうか?それとももっとディフェンシブなボランチを置くだろうか。
ペドロをファンブロンクホルストに当てるだろうが、先発だろうか途中出場だろうか。
カイトとスナイデルにたいして、どのような態度で抑えにくるだろうか。
4-3とか5-2くらいの試合を見せて欲しい。