月の館銀閣寺

初めて、月明かりの明るさを感じたのは小学校の高学年の時

なぜか夜に母と二人で、近所に借りてた家庭菜園に野菜を取りにいった時だった。

夜なのに、畑全体を見渡せるほど明るくて、
夜なのに、ちっとも怖くなかった。




昨日NHK銀閣寺のことをやっていた。

あれは、義政が一晩中月を愉しむために設計した建築であると。

月待山から月が登るのを銀閣の一階で見る。
次は二階の窓から池に映る月を見る。

一階で月が見えなくなる時間と、二階から池に月が
映り始める時間が同じなのが凄い。

池に映る月は池の中にある丸い石を地球の影であるかのように通過してそこで、一度欠けて、また満ちる。

どんなだっただろう。

当時今よりも明かりが少なくて、かつああいう山に囲まれたことろでの月明かり。

さすが将軍。